私は日本の女性ぐらいソバカスを気にする人々はないのではないかと考えている。というのは外国では、ソバカスがあるために男性に可愛がられる傾向があって、それほど気にしない。一方日本では「ソバカス美人」ということばがあるのに、どうしてだろうと不思議に思っている。私がソバカスをそれほど気にしないためかも知れない。しかしそれにはもう1つの理由がある。ソバカスを完全に治すことはできないからである。その人の皮膚は、ソバカスができる遺伝子をもって生まれてきているのである。
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それならそれを治そうとして、無駄な時間と金を使うより、それを気にしないで生活した方がよい。といっても、ソバカスをうすくして、目立たないようにすることはできる。ビタミンCと副腎皮質ホルモンの併用である。それにできるだけ強い直射日光をさけることである。しかし春先になって急に日光が強くなってくると、それまで折角うすくしたソバカスの色もよみがえってくる。それから、その年の手人れのやりなおしということになる。そのために、私はソバカスは治せないというのである。